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山梔子(さんしし/くちなしの実)

味は苦、性は寒、帰経は心・肝・肺・脾経
アカネ科クチナシの成熟果実を乾燥したもの。主な薬理作用は清熱瀉火・涼血解毒。黄疸や火傷・打撲・捻挫などの熱性の炎症などに用いられる。飛鳥時代から黄色染料として知られ、無毒なのできんとんや沢庵漬など食品を染めるのにも用いられている。漢方では、清熱燥湿・清熱解毒・除煩・退黄の作用があり、風邪による高熱からストレスによるのぼせ・出血に対して、尿を通じて主に上半身の熱を取り除く働きがある。また外用薬として打撲や捻挫に粉末を用いる。

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山梔子(さんしし/くちなしの実)の使い方、煎じる分量の目安

煎じる場合
6~12グラムを目安に、

水600mlに入れて、ふっとうするまで強火で、沸騰してからは中火~弱火で、量が半分くらいになるまで(少なくとも30分程度)煎じてください。
煎じたものが1日分になるので、茶こしやガーゼなどでこしたものを2~3回に分けて飲むようにしてください。

※煎じる量はあくまで目安なので、目的によって異なる場合があります。
※色味が強いので、色移りにご注意下さい

生薬・薬草を煎じるときの注意点

煎じる容器は土瓶のような焼物か、耐熱のガラス製のものが良いのですが、アルミ、アルマイト、ホーロー引きのヤカンやナベでもよいです。
ただし、鉄製や銅製のものは煎じ液が変質するおそれがありますので、避けるようにしてください。

練り湿布として使う場合

粉を水で溶いて湿布する

薬剤師からひとこと
サフランと同じ黄色い色素を含むので、古くから食用の色素としても利用されています。

参考書籍;『漢薬の臨床応用』(神戸中医学研究会), 『生薬単(株式会社エヌティーエス)』 ,『漢方のくすりの事典 第2版-生ぐすり ハーブ 民間薬』(医歯薬出版),心と体にやさしい漢方の知恵(上毛新聞社),