杞菊妙見丸(こぎくみょうけんがん/杞菊地黄丸)について
本剤は[第2類医薬品]です。服用に関してご不明の場合はお気軽にご相談下さい。
疲れ目、かすみ目、視力低下に効果のある漢方薬[杞菊妙見丸(杞菊地黄丸)]の特長や医薬品情報をまとめました。
製品ラインナップ
- 第2類医薬品
360丸 4,180円
(15日分) - 第2類医薬品
720丸 7,700円
(約25日分)
杞菊妙見丸ってどういうくすり?
漢方の代表的な体力の衰えを補う、 六味丸に、目に良い枸杞子(くこし)と菊花(きくか)を加えた飲む目薬です。
原処方名:杞菊地黄丸 (出典;中国清代『医級』)
形状:丸剤
疲れやすくて、顔・手足がほてり、尿量減少又は多尿で、ときに口渇があるものの次の諸症: 疲れ目、かすみ目、のぼせ、 めまい、頭重、 排尿困難、頻尿、むくみに効果があります。
[補腎]のやくわりと杞菊妙見丸
中医学では、泌尿生殖器系と一部神経系・造血系・内分泌系の機能を包括したものを[腎]と呼び、その機能が低下した状態を[腎虚]と言います。
腎虚の代表的な症状としては、
生殖機能の低下
老化や発育不良
多尿、頻尿、失禁、口渇など水分代謝の調節異常
疲れやすい、無気力など生命力の枯渇傾向
白髪や抜け毛
耳鳴り、難聴
健忘、注意力散漫
足腰の痛みや衰弱
などのものがありますが、「杞菊妙見丸」は補腎薬の代表的な処方「六味丸」に枸杞子と菊花を加えることにより、年齢を重ねてからの目の不調にフォーカスした処方となっています。
[補腎薬の選択肢]
腎虚のあらわれかたは様々で、潤いが不足することでのぼせ感が起こる場合があります。
そういう場合は身体を温める方剤は不向きなので、六味丸系統の「杞菊妙見丸」
「知柏壮健丸」「八仙宝寿丸」などをお勧めします。
また、多尿、頻尿、失禁等がある場合も、六味丸系統(冷えがある場合は八味丸や牛車腎気丸など)を選択肢に入れてもよいでしょう。
※症状別ページ 頻尿・排尿困難について をご参照下さい
成分、効能・効果、服用方法、服用上の注意
【成分・分量】成人1日量24丸中
枸杞子 (クコシ)0.288g、菊花(キクカ)0.288g、地黄(ジオウ)1.152g、山茱萸(サンシュユ)0.576g、山薬(サンヤク)0.576g、茯苓(ブクリョウ)0.432g、牡丹皮(ボタンピ)0.432g、沢瀉(タクシャ)0.432g
添加物として、ハチミツ、カッセキを含有します。
〈成分に関連する注意〉 本剤は天然物(生薬)を用いていますので、丸薬の色や味が多少異なることや、丸薬がくっつくことがあります。
【効能・効果】
体力中等度以下で、疲れやすく胃腸障害がなく、尿量減少又は多尿で、ときに手足のほてりや口渇があるものの次の諸症:かすみ目、つかれ目、のぼせ、頭重、めまい、排尿困難、頻尿、むくみ、視力低下
【用法・用量】
次の量を1日3回水又は白湯で服用して下さい。
成人(15歳以上):1回量8丸 1日服用回数3回
15歳未満 :服用しないこと
■■相談すること■■
1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談して下さい。
(1)医師の治療を受けている人
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人
(3)胃腸が弱く下痢しやすい人
(4)今までに薬などにより発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人
2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談して下さい。
[関係部位]皮膚 [症状]発疹・発赤、かゆみ
[関係部位]消化器[症状]食欲不振、胃部不快感、腹痛
3.服用後、次の症状があらわれることがあるので、このような症状の持続又は増強が見られた場合には、服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談して下さい。
下痢
4.1ヵ月位服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談して下さい。
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